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中小企業M&Aサポートの代表日記 - 事業承継の成功・失敗の実例から学ぶ、M&A成功の条件とは:M&A成功事例/製造業のケース(第1回/全2回)

事業承継の成功・失敗の実例から学ぶ、M&A成功の条件とは:M&A成功事例/製造業のケース(第1回/全2回)

カテゴリ : 
M&A
執筆 : 
2015-11-2 20:48

事業承継の成功・失敗の実例から学ぶ、M&A成功の条件とは:M&A成功事例/製造業のケース(第1回/全2回)

第1回:認知症により社長退任、事業承継へ

事業承継には、親族への承継、従業員への承継、M&Aによる第三者への承継がありますが、オーナー会社の70%近くが後継者不在で親族承継が出来ない現実があり、従業員承継も様々な理由により承継困難な場合が多い半面、M&Aによる第三者への事業承継は譲渡会社、譲受会社の両社に利点が多いため、M&Aを選択する経営者が増えています。

そこで、M&Aによる第三者への事業承継の成功例・失敗例から、成功する事業承継の条件について、中小企業M&Aサポートが実際に仲介を行った成功事例に基づきご紹介していきます。

アルツハイマー型認知症による社長退任 〜成年後見人弁護士協力のもと事業承継へ〜
ある日、電話で「社長である親がアルツハイマー型認知症になり、会社を売却したい、どうすれば良いか?」と、社長の息女aさんから問い合わせがありすぐに弊社で事情をお聞きしました。

譲渡会社A社は首都圏にある年商2.5億円、従業員20名程度の業暦40年の製造業。大手鉄鋼メーカーとその関連会社にほぼ100%依存しており、高い技術力を持ち、他社では出来ない技術に強みがあるが、A社長が経営者として事実上機能していない状況から売上は大幅に減少し赤字状態で、資金繰りも厳しくなりつつあるという状況でした。

社長が認知症ということは、従業員のモチベーション低下や金融機関・取引先との関係悪化などが懸念される状況でした。一度そうなってしまうと事業承継を行うことは難しくなることから、至急本社工場を視察したところ、活気がある状況とは言えないながらも、黙々と仕事をする多くの技術者を見ることができたので、「今なら、まだいける。」と思い、事業承継のお手伝いをお引き受けいたしました。

事業承継の決断が遅いことで譲渡が不可能になってしまっている会社を数多く見かけます。ご相談だけでも早めにされることをお薦めします。
(譲渡会社の成功ポイント:売却のタイミングを重視せよ)

弊社データベースの買収希望登録会社数千社から、製造業の買収希望会社10社程度に絞り込み、早い決断をしてくれそうな会社3社にコンタクトを取り状況を説明しました。

候補先3社の中でも都内で建設・設備資材卸を経営しているB社は、自社の資材を製造業に年間2億円程度外注している関係で、鉄工所や製造業の買収を強く希望していました。
B社は自社工場がないことから、A社と手を組むことによる相乗効果は大きいと考えていました。
(譲受会社の成功ポイント:具体的なビジョンを持て)

(第2回に続く)

第2回:事業承継の成功・失敗の実例から学ぶ、M&A成功の条件とは:M&A成功事例/製造業のケース(第2回/全2回)

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