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M&A ニュース : 米AIベンチャーGiaranが化粧品最大手資生堂に売却、資生堂のデジタル戦略の一端を担う
投稿日時: 2017-11-10 (26 ヒット)

米AIベンチャーGiaranが化粧品最大手資生堂に売却、資生堂のデジタル戦略の一端を担う

資生堂のM&Aニュース
2017.11.08
2017年11月8日、米国発のAIベンチャーGiaran, Inc.(米国・マサチューセッツ州)が日本化粧品最大手資生堂の連結子会社である資生堂アメリカに売却されたことが明らかになった。売却金額は明らかにされていない。

Giaran(ギアラン)は米国ノースイースタン大学の研究所から独立し、AI専門家として著名な科学者レイモンド・フー氏によって2016年に創業されたAIプラットフォーム企業。バーチャル上でユーザーの顔にメイクを施す技術や、ユーザーの顔を認証し、適したメイクを提案するなどの技術を持つ。
資生堂は2016年より、スキンケアやデジタル・メーキャップ・フレグランスの4つの重点領域における研究開発・戦略構築の専門組織(センター・オブ・エクセレンス)「の確立に尽力。今年1月には米国・カリフォルニア州のベンチャー企業MATCHCoを買収しており、今回の買収も同様に、米国に拠点を持つメーキャップ、デジタル領域のセンター・オブ・エクセレンスの機能拡充に繋げるとしている。
資生堂 魚谷雅彦グループCEOは今回の買収について「お客さまと商品との出会いを変え、資生堂のブランドとお客さまとの間に深くパーソナルなつながりを生み出し、お客さまを基点とした成長への道を構築していきたい」とコメントを発表。デジタルを通じて顧客一人一人に対し効果的に効率的にサービスを提供するパーソナライゼーションを探究、新しい顧客体験を生み出す考えだ。

コメント

主力分野の研究拠点を、日本のみならず米国・フランスといった国外に設置し、積極的な投資・買収活動を行う資生堂の様子に、日本企業のグローバル化推進の一つのモデルを垣間見ることができます。国外の同業他社の買収にとどまらず、ベンチャー企業を積極的に買収することで、テクノロジーを効率的に調達し自社の競争力に繋げる手法も、今の時流をよく表しています。
大学発のベンチャー企業が大手企業にバイ・アウトする件数は国外に比べ国内ではまだ限られるものの、大手企業のテクノロジーベンチャーへの関心は高く、今後徐々に増えていくことが期待されます。


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