米卸売業業界のM&A・会社売却

米卸売業を売る・・・

2017.10.14更新米卸売業のM&A・会社売却

「自分の米卸売業ではM&Aによる売却は難しいのでは?」
「実際に買い手が現れるのだろうか?」
「米卸売業売却の相場はどれくらいか?」

「売却の手続きはどのようにすれば良いのか?」

「会社をどのような方法で会社を売却することが最適なのか?」
「実際、売却における税金はいくらかかるのか・・・。」

いざ、自分の会社を売却するとなると、多くの疑問があるかと思います。

清算や廃業をお考えになる前に一度弊社にご相談下さい。(相談料無料)
きっとお役に立てるアドバイスができると思います。

2017年 米卸売業 M&A・売却動向

2017年 米卸売業界 M&A動向

●平成24年より減少傾向にあったコメの相対取引価格が、政府政策により上昇傾向にある。中食・外食産業はこれ以上の値上げに拒否姿勢を示しており、卸売業者の競争が激化している。政府はM&Aを推奨し、業者数を減少させて、競争緩和を見込んでいる。米の供給量は農林水産省の政策によって左右されるが、近年飼料用米政策によって、食料用米の供給減少が意図されている。
米の需要喚起策としては、業界団体等がコメを用いたレシピや栄養素等に関する情報公開を促進し、コメ離れの防止を図っている。また、米粉を利用したパンのPRイベントが道の駅などで開催されている。

●国内でコメ卸売業を営む企業は230業者あるが、地方では経営悪化で苦境に追い込まれている企業が多く、破産手続きを決定した業者も存在する。また、平成28年6月末に神明ホールディングは子会社の神明デリカによって、神戸屋の子会社であるイーグルデリカを買収した。目的は生産能力の拡大や人材確保であり、今後もM&Aが進むと見込まれる。

2017年 米卸売業界の課題

家庭の米消費が減少する中、コメ卸は外食等の業務用米の販売に注力している。しかし大手外食はコスト削減のため、産地との直接契約を進めており、価格交渉は年々厳しくなっている。コメ卸大手の神明ホールディングは、平成28年2月に居酒屋チェーンのワタミと資本・業務提携をした。外食と宅配弁当を柱に再建するため、有力なコメの供給先に育てるためのM&Aと見られる。


2017年 米卸売業界の展望

平成30年に政府主導の減反政策が廃止となるため、過剰供給により競争の激化やコメ価格の下落が予測される。生産者のモチベーション低下や廃業が相次ぐこととなるため、生産者の存続のためのM&Aやコメの需要の増加が課題となる。また、近年シンガポールや香港にも日本米が流通しているが、中国市場では規制があるため、中国政府との交渉による規制緩和、中国市場の開拓・拡大が今後に影響を与える。

担当からのコメント

米卸売業界は、来年の減反政策廃止に伴い、大きく変化すると考えられます。現状では業界大手の神明ホールディングのM&Aが大きく取り上げられていますが、これに続く業者も現れると予測されます。また、シンガポールや香港、中国への流通拡大には、既に販路を保持している業者や他業界との連携も必要になると思われます。
そのため、国内での食料用米や飼料用米の供給以外にも、事業を拡大せざるを得ない業者が多数存在すると考えられます。米卸売業者にとって、供給量の減少や受給数の減少は死活問題となります。これらの要因により、米卸売業のM&Aは今後ますます増えていくだろうと思われます。

米卸売業売却/M&Aにおける当社の仲介実績

■東北の食品卸売業を東京の食品卸売業へ譲渡。会社売却方法は株式譲渡。
■九州の清掃用品レンタルを九州の食品卸売業へ譲渡。会社売却方法は事業譲渡。
■甲信越の食品卸売業を関東の流通チェーンへ譲渡。会社売却方法は株式譲渡。

米卸売業関連のM&A/売却ニュース

三菱食品が子会社の大分県酒類卸を日本酒類販売に株式譲渡
食品メーカーの紀文食品が西日本の事業を吸収分割により承継
大塚ホールディングスが中国の食品会社の持ち株の2割を株式譲渡
オイシックスが移動スーパーマーケット「とくし丸」を買収、買い物難民向け
 

米卸売業の売却、買収情報

米卸売業の売却情報

会社売却情報2009年10月23日 食品卸売業、関西から西、売上高2億円

米卸売業の買収情報

2017年8月23日買収希望業種:食品卸会社、買収予算は1000万円程度、希望地域は東京、神奈川、埼玉
2010年2月8日買収希望業種:卸売業全般、買収予算は5000万円程度、希望地域は関西 
2009年10月12日買収希望業種:酒類卸業、買収予算は応相談、希望地域は首都圏

M&Aのメリット

譲渡企業のメリット

後継者問題を解決でき社会的信用を維持したまま安心してリタイアできる
従業員の雇用維持ができる
個人保証や担保を外すことができる
事業の将来不安の解決ができる
創業者利益が得られる

買収企業のメリット

規模のメリットを享受できる(原価低減、間接コスト低減など)
新規顧客、新たなノウハウ、優秀な人材などの獲得ができる
成長スピードの飛躍的な向上ができる

 

米卸売業の案件情報

米卸売業の売却情報  米卸売業の買収情報

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