グループホームのM&A・譲渡ご相談事例
譲渡ご相談者のグループホームの会社概要
業種 | グループホーム |
所在地 | 茨城県 |
業績 | 年商1億円程度 |
会社譲渡の方法 | 株式譲渡 |
譲渡希望金額 | 1億5,000万円 |
譲渡理由 | 個人的理由 |
グループホームの譲渡ご相談内容
最初のグループホームのM&Aによる売却・譲渡のご相談はメールにていただきました。譲渡理由は、昨年入居者の看取りを7件ほど行ったことから、精神的肉体的に限界を超えてしまったということが譲渡の理由です。社長は女性で年齢は60歳程度。2ニットの定員18名の入居率が100%の状態のグループホームで業績も順調に推移しておりました。昨年多くの方の 看取りを行いましたが入居者は常に待機者がいらっしゃるとのことで部屋に空きができてもすぐに入居者が新たに入居するという状態で経営的には安定している様子でした。
土地は約350坪建物の床面積は90坪の三階建てその他菜園や駐車場もあり法人所有の不動産を含んでいる会社でした。
まずはお電話にて詳しいお話をお聞きし、その際に希望譲渡価額をお聞きしたところ、金額に対する希望は特にないので、できるだけ早く譲渡先を探して欲しいというご希望でした、また従業員もこれまでの雇用条件のまま一人も退職者を出さず人って欲しいというのが条件でした。
弊社にて企業価値算定を行ったところ、1億5000万円程度の価値がございましたので同社社長に算定結果をご報告するとともに譲渡候補先企業が30社いらっしゃることをお知らせ致しました その候補詐欺会社から当社のある茨城県のエリアに近くグループホームや訪問介護など幅広く介護事業を行っている企業をご紹介しました。
弊社M&Aコンサルタントの所見や支援内容
このグループホームの顧問の税理士による企業価値算定資料をご提供いただき拝見いたしましたが、相続をベースにした企業価値の算定であったことから M & A による譲渡売却を目的とした企業価値算定に比べて非常に低い金額で算定がされていました。当社はグループホームや有料老人ホームなど介護施設の譲渡家売却の実績が豊富にあることから実際に売却可能な金額をその場で算定し提示をいたしました。
今回の M & A 相談ポイント・成功ポイント
●同社のある茨城県の近隣のエリアを重点的にアプローチ
グループホームは昼夜を問わず人員を必要とする場合もあり、できれば遠方にある企業よりは近隣にある同業者もしくは隣接業者であるグループホームや有料老人ホームなどの介護施設を経営している企業が望ましいと考え、茨城県埼玉県を中心に企業をピックアップいたしました。
結果的に業務内容をよくわかっている当事者同士によりスムーズな話し合いができました。
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