地方の会社の売却でもスムーズに買い手が現れM&Aが進む!

地方の会社の売却でもスムーズに買い手が現れM&Aが進む!


「事業部売却!! M&Aによる企業再生の道」人材派遣会社のケース(第2回/全3回)


「社長の健康問題によりノンコアの事業会社を売却した事例:人材派遣会社のケース(第2回/全3回)


 

シナジー効果がある買い手とのトップ面談

弊社に登録されている譲受希望会社のうち、何社か手を挙げていましたが、B社が特に強く譲受を希望します。弊社との秘密保持契約も素早く締結し、弊社がA社の資料を開示して説明をすると、その日のうちに「買収する」と明確な回答がありました。
買い手B社長がC社買収を即断即決した理由は、大きく2つあります。

1)自社事業とのシナジー効果
B社は首都圏の土木建築業の会社で、行政の仕事とゼネコンの仕事、両方を請け負っていますが、C社を買収することにより、ゼネコン関係の仕事受注が増えるというシナジーを見込んでいたようです。売り手A社がもともとC社を買収する時は、ゼネコン関係の都内の仕事受注獲得をイメージしていたもののそれが叶いませんでしたが、B社の場合は東北での仕事受注を目指していたので、問題はありません。

2)C社の提出資料の透明さ
売り手A社長から提出された、C社に関する書類はしっかりと揃っており、内容もきちんとしていました。特に決算書類等、財務数値に関する資料は詳細に分かるようになっており、決算書の作り方も素晴らしいものでした。この資料をB社長に開示したため、B社長はA社長のことを会う前から信頼したようです。

弊社は、すぐに両社のトップ面談を実施しました。
トップ面談でも買い手B社長は売り手A社長に対し、強い買収意欲を示しました。B社長は、A社長の温厚で実直な人柄に好感を持ったようで、和やかに面談が進みました。トップ面談後、B社から質問や要望がいくつか出てきましたが、B社が買う意思を明確に伝えていたこともあって、弊社は自信をもってA社にその質問・要望を伝えることが出来、基本合意の条件交渉へとスムーズに進みました。

M&A基本合意とデューデリジェンスの実施

買い手B社長との交渉が始まる前から売り手A社がもともと提示している希望金額は、決して安いものではありませんでした。B社にはもちろん開示していない事ではありますが、A社長は、A社長なりに様々な根拠があり、A社がC社を買収した時の金額を若干超える金額を希望金額に設定したようです。相場から言っても若干高いと思われましたが、何としてもC社を買収したいと希望するB社はすんなりと了承します。

基本合意の条件もスムーズに決まり、無事締結されました。デューデリジェンス(以下、DD)時も1日という設定で、売り手A社長・買い手B社長・弊社が同席して東北のC社にて行ったのですが、結局現地で食事会のような形になり、特に帳簿を突き合せて数字を精査することもありませんでした。それほどに、買い手B社長はA社長のことを信頼しており、正式契約も順調に進むかに見えました。
(第2回/全3回)



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