買い手企業は売り手企業のどこを見てくるのか?
買い手企業は売り手企業のどこを見てくるのか?
今日は、買収企業は譲渡企業のどこを見てくるのか?について触れたいと思います。
会社や事業・店舗の買収を検討している企業は、「成長スピードの時間を買う」、「ノウハウを買う」、「人材を買う」といった目的があります。
結論を言えば、売り手企業の持っている経営資源が買い手企業の求めるものと合致するかどうかが最大のカギとなり、財務的には買収後も安定収益が見込めて将来性がある会社となります。
ただし、財務内容がよければそれだけで良いかと言えば必ずしもそうとも言い切れない部分があります。
特に重要なのがトップの考え方です。お互いの事業や商売、物の考え方に大きくズレがあると交渉が進むにつれてギクシャクしてきたりすることもありますので、注意が必要です。
【買い手が見てくる売り手のポイント】
1. トップの経営に対する考え方
2. 情報開示などの信頼性や正確性
3. 財務内容、収益状況
4. 買収後の自社の経営との相乗効果
5. 将来性があるかどうか?
などが挙げられます。