中小企業の後継者事情
中小企業の後継者事情
2009年12月16日に発表された日本政策金融公庫による事業承継に関するアンケートで、実に従業員数19人以下の企業の65.3%が後継者が決まっておらず、20.5%が自分の代で廃業すると回答していたことが調査結果として発表されました。
廃業する理由は、
1. 後継者がいない
2. 当初から自分の代で廃業しようと考えている
3. 事業の将来不安がある
などが理由のようです。
弊社では、かねてから会社の廃業や清算はオーナー経営者にとってメリットは殆ど無く、デメリットが多いことをお伝えしております。
上記の廃業する3つの理由は、むしろM&Aを検討する必要があり、M&Aをすることで、廃業や清算によるデメリットを回避することができます。
【廃業・清算のデメリット】
1. 従業員や取引先に迷惑がかかる
2. 会社の資産をすべて売却する際に清算の場合は極めて評価は低くなってしまう
3. 清算後には現金は殆どの場合手元に残らない
【M&Aの目的】
1. 後継者問題の解決
2. 事業の将来不安の解決
3. 事業の選択と集中
4. 資金調達
【M&Aのメリット】
1. ハッピーリタイアできる
2. 個人保証や担保を外すことができる
3. 創業者利益の確保
4. 従業員の雇用維持が図れる
5. 取引先との関係維持ができる
6. 経営資源の有効利用ができる
7. 更なる発展の礎ができる
8. 会社の信用力向上
9. 社会的信用を維持したままリタイアできる
最近は資本金5,000万円以下のM&Aが件数ベースでは最も多く、M&Aは大企業だけの経営戦略ではなくなっています。
弊社はM&Aを廃業や清算に代わる新しい出口戦略として広めていき、中小企業経営者や中小企業のハッピーリタイアの実現に貢献していきたいと考えております。
廃業や清算をお考えの方は、是非一度弊社へ無料相談されることをお勧めいたします。