あ行
買収が見込まれる企業の株式をあらかじめ購入し、実際に買収が成立した時に株式を高値で売って利益を生み出す目的で売買取引を行う者の意。企業の買収計画が発表されると、投資家達が買収の成否などを分析した後、買収プレミアムを見込んで株を買い始める為株価が上昇するので、利益を生むことができる。ただし、買収が成功しないリスクがあるため、M&Aの場合、このような取引を「リスク・アービトラージ」と呼ぶことがある。
企業買収において、買い手が自身のリスクを軽減させるために、買収代金の支払いを全額一括払いではなく分割払いにすることがある。たとえば、売買契約書で売り手との間にいくつかの条件を設定し、それが満たされた場合にのみ、残りの買収価格代金を支払う契約を交わす。こうした取引をアーンアウトディールという。
M&A対象企業の概要を会社名が特定されないようにまとめたもの。秘密保持契約の前に買収希望会社に提示するため、匿名情報となっている。事業内容のほか、業績情報、財務内容等が記載される。会社名の入っていない企業概要書、ノンネームシートがこれにあたる。
ウィリアムズ・アクトとは、ウィリアムズ法のことで、株式の公開買付を規制するために制定された連邦法。公開買付のオファーを受けた株主が充分に検討できるよう、公開買付をしようとする者に関係資料を提出させること、公開買付期間を最低20日とすることなどが定められている。
M&Aの進行方法の一つで、売却希望企業に対し買収希望企業が1社ずつ順番に交渉し、提示された条件が売主にとって満足なものであれば売買契約を締結する方法。オークション方式と比べて交渉時間の短縮化が可能。

