OA機器専門商社2/7:事例6:OA機器専門商社のケース/M&Aのアドバイザーが知る「現場におけるM&Aマナー」

M&Aのアドバイザーが知る「現場におけるM&Aマナー」/事例6:OA機器専門商社のケース(第2回/全7回)
事例6:OA機器専門商社〜マナー最終回:一つひとつの対応が、M&A成功・失敗の分岐点となる

M&Aアドバイザーから見たA社・B社間のM&A失敗の原因
A社とB社の交渉で、基本合意の条件調整まではM&Aが順調に推移していたにも係わらず、基本合意に至らずに途中で決裂してしまったのにはいくつかの原因がありました。

選り好みによる失敗
B社が譲受を希望した後、早速トップ面談を実施しようとしましたが、A社長はなかなか面談の日程を決めようとしません。そこでA社長とヒアリングを重ねたところ、B社が近い業態でほぼ同業のため、万が一M&Aが成立しなかった場合ノウハウ等が流出してしまうと考えたことが原因だとわかりました。

譲受候補先として同業の会社をご紹介する場合、売り手側が警戒してトップ面談を断るケースがありますが、弊社では成約確度が高いと思われる順からご紹介していることもあり、躊躇せずにお会いすることをお薦めしております。
中小企業のM&Aによる出会いは無尽蔵にあるわけではなく、タイミングやスピード感によっては「逃した魚は大きい」という場合もあり得ます。
実際、このケースでは、A社長がトップ面談の日程を決めるのに時間を要したことから、本当に譲渡する気持ちがあるのか、買い手に疑念を抱かせることになってしまいました。

マナー4 M&A候補先企業には、まずは「会ってみる」ことからすべては始まる。
(第2回終/全7回)

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