M&A用語集
証券取引等監視委員会(SESC)は、証券市場等の取引の公正を確保するため、インサイダー取引などの犯則事件の調査や証券会社等の検査などを行っている。検査・調査の結果、法令違反等の不正行為を把握した際には、①金融庁長官等に対して行政処分等を求める勧告や②検察庁に対して刑事訴追を求める告発を行う。
買収防衛策において権利(ライツ)が発動される基準をいう。国内外の機関投資家の議決権行使ガイドラインなどを参考にして、企業価値・株主共同の利益に対する脅威となりうる買収の規模の合理的基準が定められることになるが、一般に、株式保有割合20%以上となる買付が行われた場合などが定められることが多い。
株主総会で取締役の過半数の交代が決議された場合、継続取締役に該当しない新任取締役等による取締役会が、一定期間中のみ、廃止または不発動とすることができない敵対的買収の防衛策をいう。
パーチェス法とは、企業結合が「取得」とみなされる場合の会計処理を指す。取得とは、ある企業が他の企業(被取得企業)または企業を構成する事業に対する支配を獲得してひとつの報告単位となることをいう。この場合、被取得企業から受け入れる資産・負債は、対価として交付する現金・株式等の時価とされる。
競業避止義務とは、会社法に基づき、事業を譲渡した会社が隣接市町村内において譲渡後20年間にわたり同一の事業を行えないとされる義務。なお、契約に基づいて設定される競業避止義務もある。

